<西武7-4オリックス>◇1日◇大宮

 オリックス近藤一樹投手(27)が8回11安打、7失点(自責6)で完投負けした。4連敗で10敗目(5勝)。

 初回に先頭片岡から4連打でいきなり2失点するなど、この回4失点。さらに3回は坂田に3ランを浴び、試合を序盤で崩してしまった。「そこ(立ち上がり)をつくるのが先発と思う。リズムをつくれなかったという、それだけで終わらせてもしょうがないのですが…」。教育的続投となった4回以降は無失点。今季最多144球を投げ、シーズン終盤で疲労のたまるブルペン陣に休養を与えることはできた。「1カ月以上、自分が打たれ、交代ばかり。チームに一番負担をかけた。今日も前半早い段階で(試合が)決まり、野手に申し訳ないです」。

 これでチームの連勝は4でストップ。岡田彰布監督(52)は近藤の背信投球に「知らんわ!

 もう言わんわ」とおかんむりだった。

 [2010年9月1日22時24分]ソーシャルブックマーク