<広島5-0阪神>1日◇マツダスタジアム

 負ければ中日の優勝が決まるという大事な試合で、先発を任された阪神秋山拓巳投手(19)は、4回5失点で降板した。1回、梵に先頭打者アーチを打たれ先制を許し「ボールが高かったです」。2、3回は無失点で切り抜けたものの、4回に崩れた。先頭の栗原から嶋と連打で無死一、二塁のピンチを招くと、続く広瀬の犠打処理が野選となり、さらに三塁への悪送球で追加点を与えた。その後、石原の犠飛、梵に2点打を浴びるなどし、次の5回の攻撃で代打を送られた。秋山は「バント処理も気持ちの余裕がなく行ってしまったので、落ち着いて処理できなかった。大事な試合で、とても悔しいです」とコメントした。

 [2010年10月1日21時16分]ソーシャルブックマーク