<阪神1-0日本ハム>◇14日◇甲子園

 日本ハム武田勝投手(32)は、またしても好投が勝利につながらなかった。0-0の7回無死一、三塁のピンチでは、関本賢太郎内野手(32)を右飛、新井良太内野手(27)を三ゴロ併殺打に仕留めるなど、2打者をたった2球で打ち取った。8回4安打無失点に「先発の仕事はできた」と胸を張った。

 73球での交代は早すぎるようにも映ったが、吉井理人投手コーチ(46)は「ああいうタイプは球数よりもイニング」と説明。武田勝も「向こうが早打ちでテンポよく投げられた」と淡々と話した。