オリックスは3日、福間納チーフ投手コーチ(60)を育成担当コーチ(2軍)に降格し、赤堀元之育成担当コーチ(41)を投手コーチに昇格させるテコ入れ人事を発表した。82試合を消化した2日時点の防御率3・54点はリーグワーストで、チームは借金生活のBクラス。村山良雄球団本部長(64)は「勝負の世界なので、それなりの成績を残せなければ、ご本人の適性を尊重して配置換えを行うこともある」と投手陣再建のための人事と説明した。ブルペン担当だった小林宏投手コーチ(40)がこの日からチーフ格を務め、赤堀コーチはブルペンに配属された。