プロ野球の加藤良三コミッショナーは年内の業務を終えた28日、東日本大震災の影響で開幕が18日遅れたシーズンを振り返り「一番の感慨は予定通りに日程をこなせたこと。電力事情など不確定要素があったが、日本シリーズ、アジア・シリーズまで全部終えることができた」と総括した。

 シーズン終了後には横浜球団のTBSホールディングスからディー・エヌ・エー(DeNA)への譲渡が決定した。新球団のDeNAに「新風を吹き込んでくれる」と期待を込めながらも「社会的責任を持ってやってもらいたい」と注文をつけた。

 中日、巨人などセ・リーグ5球団もこの日が仕事納めだった。