<阪神7-4広島>◇28日◇甲子園

 広島野村謙二郎監督(46)が、守備のミスに怒りの表情を見せた。3点リードの8回に、内野陣が2つの失策で失点するなど、ピンチを切り抜けるどころか拡大してしまった。結局、マートンの2点適時打などで6失点。まさかの逆転負けで自力優勝も消滅した。

 野村監督は「どうすれば勝てるのか分かっていない。無理にダブルプレーを取りに行ったり、状況を分かってない。あれでは投手も浮かばれない。情けない」と険しい表情で話した。