ソフトバンクの右の大砲2門が1軍昇格をアピールした。10日、ヤフオクドームで行われたウエスタン・リーグ広島戦を1軍首脳陣が視察。

 ウィリー・モー・ペーニャ外野手(31)が5回に左翼スタンド立ち見席まで飛ばす、推定飛距離145メートルの3ランを放てば、6回は吉村裕基外野手(29)も左翼へソロ。

 右膝手術から復帰を目指すペーニャは「しっかりとらえられた。手術後、しっかり右足に体重を乗せてパワーを伝えられている」自信たっぷり。吉村も「シーズン終盤の大事なところで力になりたい。準備はできている」と言葉に力を込めた。

 今季最後の「親子ゲーム」となったが、10日の昇格は見送られた。