<広島2-4阪神>◇1日◇マツダスタジアム

 阪神マット・マートン外野手(32)が待望の先制点をもぎ取った。

 1回2死一、二塁で打席がまわってきた。フルカウントとなりランエンドヒットがかかった状態で、広島大瀬良の148キロを右前に運んだ。「どんな場面でも自分のバッティングをするだけだと思っていたよ。高めのボールに対して力負けすることなく、しっかりとコンタクトできたね」。2位になるために負けられない一戦で幸先よく先制。この適時打で9月26日広島戦(甲子園)以来、4試合ぶりに打点を挙げた。