オリックス瀬戸山隆三球団本部長(61)が16日、日本ハムからFA宣言した大引啓次内野手(30)とFA交渉を終えていたことを明らかにした。

 交渉は15日に都内で行われ、オリックス側は加藤編成部長らが出席。交渉の席にはつけなかったが、瀬戸山本部長もこの日朝、大引に「また一緒にプレーしてチームづくりをやっていきましょう」と電話を入れたという。前日交渉後の大引本人談話として「古巣から声をかけていただいてうれしかった。前向きに考えていきたいと思います」とのコメントも、瀬戸山本部長は公表。「戻って来ていただけるものだと思います。心待ちにしています」と、獲得に手応えがあるようだった。

 大引は13日にヤクルトと交渉を行っている。