来年1月から米国アリゾナ・ウインターリーグへ参加する元神戸の吉田えり投手(17)が、国内での来季プレー先を三重に絞ったことが24日、分かった。新設されるジャパン・フューチャーベースボールリーグの三重はこの日、吉田が28日に球団事務所を訪れることを発表。壁矢慶一郎代表と入団へ向けた話し合いの場を持つ。三重のほか、北信越BCリーグの新潟、群馬や、四国・九州アイランドリーグ(IL)の徳島など、複数球団から誘いを受けていたが、四国やBC関係者は「うちには来ないと思う」と話し、吉田側から正式交渉の場を求める連絡もないという。アリゾナは米国プロ球団による「スカウトリーグ」で、その結果次第でもあるが、28日の交渉後で国内なら三重を宣言する可能性は高い。

 [2009年12月25日7時58分

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