ソフトバンク川崎宗則内野手(28)が24日、今季の盗塁数と同じ44台の車いすを出身地の鹿児島県に寄贈するため伊藤祐一郎県知事を表敬訪問した。川崎は04年から車いすの寄贈を続けており「(今季限りで引退を表明した阪神の)赤星さんの思いも引き継いで、これからも走ることで社会貢献していきたい」と話した。県庁を訪れるのはプロ入りが決まった10年前以来という川崎は、伊藤知事に来年の目標を聞かれ「選手会長なので、優勝してビールかけしたい」と答えた。

 [2009年12月25日11時39分

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