「1型糖尿病」を患っている日本ハムの新外国人バディ・カーライル投手(32=ブレーブス)が13日、同じ病気に悩む阪神岩田と対面する。同日に予定されている阪神との練習試合(宜野座)に、登板予定がないにもかかわらず志願して帯同。同投手と会談の席を持つ予定だ。

 昨年5月に糖尿病が判明したカーライルが、同じ病気と闘っている岩田のことを知り、対面を希望。糖尿病の講演会に参加し、「1勝につき10万円の寄付」などの活動をすでに行っている岩田に詳細を聞いて、自らも取り組みたいと考えている。球団関係者によれば「2人で何かできれば…という考えもあるようです」。タッグを組むことを視野に入れながら、全国に7万~8万人いるといわれる1型糖尿病患者に勇気を与えるつもりだ。

 [2010年2月11日10時11分

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