<オリックス5-0阪神>◇28日◇春野

 西武からトレードで加入したオリックス赤田将吾外野手(29)が「開幕2番」の座を射止めた。初回無死一塁で阪神藤川の141キロの速球をはじき返し、右翼越えに先制2ランを放った。3安打と猛アピールの新戦力は「あの直球を打てて自信になった。これまでは結果を求め過ぎていたが、何も考えなかったら3本出ました」と笑顔。打撃内容をほめた岡田監督は自ら切り出して「今日の収穫は(坂口、赤田の)1番と2番が決まったこと。開幕はいけそう。これで1年間いければいいけどな。(加入は)大きいよ」とプランを明かした。

 [2010年3月1日9時8分

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