巨人原辰徳監督(52)が「飛ばないボール」の導入を歓迎した。来季から1軍の試合使用球がミズノ社製の低反発球に統一される。球界屈指の破壊力を持つ打線にとってはマイナス材料だが「40本打った選手が20本に減るということはないだろうし、逆に投手はしっかり芯を外せば打ち取れるということ。本質的な野球に戻るだろうと予想している」と、原点に立ち返る好機と受け止めている。具体的な対策については「キャンプやオープン戦の(飛距離の)データを見て、総合的に考えたい」と話した。

 [2010年12月14日8時11分

 紙面から]ソーシャルブックマーク