清原級の助っ人登場?

 オリックスは17日、米大リーグのメッツなどでプレーしたマイク・ヘスマン内野手(32)の獲得を発表した。年俸4200万円の1年契約。背番号は未定。

 メジャー通算は109試合で14本塁打ながら、15年間のマイナー通算は1355安打、329本塁打を誇る。村山球団本部長は「1発が打てて三塁と一塁を守れる」と長打力に期待する一方「三振が多いのは気になるが…」と本音もポロリ。右の大砲が持っている、米国で通算1964三振というもう一つの“看板”が気になるようだ。

 本塁打か三振かという豪快な打撃を物語るデータだ。数字だけなら清原の日本記録1955三振をすでに上回っている。00年には127試合で178三振などキャリア平均では約3・5打席に1三振する計算で、清原の約4・8打席を超えるペース。もちろん9シーズンで20発以上をマークと1発の力は持っている。

 ヘスマンは球団広報を通じて「すごくエキサイティングなシーズンにしたいね。今から日本に行くのが待ち遠しいよ」とコメント。来季は観客もそのエキサイティングな打席に注目することになりそうだ。

 [2010年12月18日11時42分

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