<日本ハム3-3西武>◇1日◇札幌ドーム

 今季初先発の日本ハム二岡智宏内野手(35)が、熱い仕事で気を吐いた。2回の第1打席の初球ファウルで、右ひざ上部に打球が直撃。もんどり打って、起き上がれないほどの激痛だったが、手当をして強行出場した。その打席での中田の2ランを誘発する左前打を含め3安打1四球と、全4打席で攻撃の起点をつくった。今季は代打起用だけだったが、DHとしての存在価値をアピール。「4打席あれば、捕手との駆け引きもある」と熟練の経験値で、不振のホフパワーに代わってチームに貢献した。