マエケンがバージョンアップし、戻ってきた。左脇腹の張りで12日西武戦を回避した広島前田健太投手(26)が中14日で先発。8回を5安打1失点(自責0)の安定した投球で6勝目をマークした。

 前田の復活登板を、マリナーズのテッド・ハイド環太平洋スカウト部長、ヤンキースのデニス・トゥオンブリースカウトらメジャー4球団の関係者が視察した。ハイド部長は「トップレベルの投手なのは間違いない」。トゥオンブリー氏も「左脇腹を痛めていたと言うが、まったく問題ないよ。素晴らしい投手だ」と高く評価した。