3月10、11日の欧州代表戦(東京ドーム)に出場する侍ジャパンメンバーが16日、発表された。

 日本ハム大谷翔平投手(20)の招集は見送られた。チームの開幕投手候補であることを考慮し、野手での選出も考えられたが、小久保裕紀監督(43)は「開幕投手の可能性がある中で、日本ハムさんも(入団から)3年間の育成方針を確立されている。栗山監督自身も、そこは心を鬼にしながら我慢している部分もあると思う。日本ハムさんの考えを尊重したということです」と説明した。また今回の試合はシーズン開幕直前であることから、選手のコンディション面にも言及。「全選手しっかり使い切ることをテーマに挙げながら2日間戦いたい。ゲームプランと選手起用を考え、ちゃんとした形で球団に(選手を)お返しすることを最優先にして戦いたい」と話した。