ソフトバンク長谷川勇也外野手(27)が21日、福岡ヤフードーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3200万円アップの7200万円でサインした。シーズン終盤からポストシーズンにかけての活躍が評価され、大幅アップとなった。「想定していたより高い評価をいただきました」と笑顔をみせた。レギュラーシーズンでは夏以降、徐々に調子を上げ最終的には打率3割に届かなかったものの2割9分3厘の数字を残した。CS第3戦では延長12回に逆転打を放ち打線を引っ張った。「シーズン序盤はこれだけ試合に出られるとは思わなかった」と話した。

 出塁率の高さから来季は川崎の抜けた1番を任される可能性もある。「それは監督が決めること。自分の打撃は変わりません。来年も今年の終盤のペースで頑張りたい」。チーム最高打率3割1分2厘を残した09年以来、3年ぶりの3割超えを目指す。