日本ハムがドラフト1位で指名した早大・斎藤佑樹投手(22=早実)が6日、都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約した。

 入団を前に“佑ちゃんグッズ第1号”が完成し、今月中に発売されることが分かった。ドラフト会議で早大・斎藤を引き当てた日本ハム藤井社長がガッツポーズした姿をモチーフにしたグッズで、Tシャツ、ハンドタオル、ストラップなど4種類。球団関係者は「斎藤投手も、持っていると言われますが、うちの社長も持っていますから。幸運にあやかりたい方に身につけてもらえたらいいですね」と話していた。

 また民間シンクタンクの北海道未来総合研究所(札幌市)は6日、早大・斎藤の日本ハム入団が北海道にもたらす経済効果は、年間約58億円に上るとの試算を発表した。斎藤が開幕から年間を通じて1軍ローテーション入りし、道内公式戦で11試合に登板したと想定。登板試合の観客数が1試合4万2000人として試算した。「試合の観衆以外を対象にしたイベント等による経済効果を含んでいないため、実際にはさらに大きな経済効果が見込まれる」と指摘している。