レッドソックス吉田正尚外野手(29)が3日、侍ジャパンに合流するため米国から帰国した。5日からチームに合流する予定だ。

成田空港を経由し、到着した伊丹空港で取材に応じた吉田は、ギャラリー約100人が見守る中、静かに到着出口から姿を見せた。長時間の移動にも「体調はぼちぼちです。(米国で)実戦に出場できたし、ある程度の準備はできました」と戦う用意が整ったことを明かした。

吉田は昨オフ、ポスティングシステムでレッドソックスに移籍。レ軍のキャンプでもオープン戦で4番を任され、二塁打を放つなど、日本で2年連続首位打者を獲得したシュアな打撃を披露。レ軍で主軸を担うことが期待されている。

同じ外野手で侍ジャパンの主軸を担うはずだったカブス鈴木が、左脇腹を痛め戦列を離脱。吉田にかかる重圧は今まで以上に大きくなるが、僚友の穴を埋める活躍が期待される。

吉田は「出るつもりで準備してきました。ただ、(侍ジャパンの)栗山監督とはこれから話すので」としつつ、6日の阪神、7日のオリックスとの強化試合(ともに京セラドーム大阪)への出場にも意欲を見せた。

出場すれば、昨年までの本拠地に、メジャーリーガーとして凱旋(がいせん)することになる。古巣ファンが大歓声で出迎えることは間違いない。日の丸を背負って戦う覚悟はできている。侍魂を込めて、日本のためにバットを振る。【高垣誠】