腰の張りでWBC日本代表から外れることが決まった広島栗林良吏投手(26)が14日、マツダスタジアムを訪れた。

球団トレーナーから患部の状態を確認され、軽いランニングやストレッチなどで体を動かした。「回復に向かっている状態なので、良くなっているなと思っています」。1次ラウンド初戦の9日に張りを感じた患部の状態は回復傾向。近日中に検査を行う予定も、明日15日にもキャッチボールを再開する。

日常生活では違和感を感じておらず、早期復帰を視野に入れる。「開幕までには普通に復帰して、チームの戦力になりたいなという気持ちが一番。もちろん悔しい気持ちもありますし、申し訳ない気持ちでいっぱいですけど、できるだけ早く切り替えてカープの一員として、カープの戦力となっていけたらいいのかなと思います」。世界一への思いは侍戦士に託し、広島でのシーズンを見据える。