エンゼルス大谷翔平投手(28)が24日(日本時間25日)、3大会ぶりの世界一奪回を果たしたWBCで印象に残っているシーンを明かした。

この日はマイナー戦に登板し、4回2/3を投げ4安打1失点。登板後、日米メディアの取材に応じた。

WBCで印象に残っている場面のTOP3を問われ、「日本のファンの前でプレーできたのもそうだし、チームメートとプレーできたのもそうですし、中国戦の1球目、投げる前の静かな感じは、うれしさと気持ち悪さと、どっちもあったので。あれだけお客さんが入って、静かなのはちょっと不思議な感じはしました」と明かした。

大谷は東京ドームでの1次ラウンド、中国との開幕戦に登板。4万1616人が詰めかけた大観衆の前で開幕投手として、第1球を投じた。注目されていた中での沈黙が、特別な瞬間だったようだ。

WBCでのプレーについては改めて、「みんな、野球ファンの人もそうでない人も、盛り上がってくれていましたし、緊張は確かにあったんですけど、それと同じくらい楽しかった期間かなと思います」と振り返った。