プロボクシングIBF世界フライ級王者矢吹正道(33=緑)の2度目防衛戦(6月6日、愛知県国際展示場)開催が微妙な状況であることが分かった。同カードをメインに据えたSAIKOULUSH興行を運営する元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏が18日に声明を発表し「今この場で『間違いなく開催します』と言い切れない現状が、ファウンダー(プロモーター)として非常に心苦しいです」などと現状を報告した。矢吹は同級3位レネ・カリスト(31=メキシコ)の挑戦を受けることが発表されている。

統括機関となる日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は亀田氏の声明発表を受けて報道陣の取材に対応し「亀田氏からは(興行を)やる方向で動いている聞く。しっかり早めに結論は出してほしい」と強く要望した。過去には前日計量終了後、財政面を理由に興行を中止した例があり、その時にはプロモーターがライセンス無期限停止処分を受けているという。

今回は矢吹の防衛戦が組まれている世界戦興行となるだけに、同事務局長は「直前の興行中止は大きな問題となるので早めに決めてほしい。直前中止ならばプロモーターのライセンス処分対象になる。ここ数日の状況を見極めたい」と言うにとどめていた。