ボクシングの亀田3兄弟の父史郎氏(52)が、国内でのセコンドライセンス無期限停止に至った度重なる騒動を振り返り、現在の心境を語った。

 史郎氏は9日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。トレーナーとして3人の息子を世界王者に育て上げたが、次男の大毅が王者(当時)の内藤大助に挑戦した07年10月11日のWBC世界フライ級タイトルマッチで、大毅に反則を促す指示をした責任などを問われ、無期限のセコンドライセンス停止処分を受けた。

 事実上の永久追放となったことに、史郎氏は「それはもう自分のやったことやから仕方ないと思ってます」と反省。セコンドライセンスを剥奪されたことに「やっぱり一番悔しいのはそこですね。横に今までおったのにおられへんという辛さ。子どもらは36分の戦いで、俺は12分の戦いやから、セコンドは。そこに戻ってきたときの言葉って、遠い所からしか声かけられへんから、それはやっぱり辛かったですよ」と語った。