第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントは、決勝で武尊(26)が小宮山工介(31)に3回2分2秒KO勝ちして優勝。史上初の3階級制覇を果たした。

 1、2回は小宮山の空手の動きにてこずる場面もあった武尊だったが、3回に本領を発揮した。前蹴りで間合いを詰めると、左右の連打で3度のダウンを奪った。

 武尊は1回戦でスタウロス・エグザコスティディス(30=ギリシャ)に3-0の判定勝ち。準決勝は郷州征宜(31)に連打の後、1回2分24秒に右フックでKO勝ちした。

 そして、決勝でも”新生K-1のカリスマ”としての存在感を見せつけた武尊は「K-1を知らない世代がいて悔しかったが、このメインアリーナが超満員になった。今日から”新生”なしのK-1でお願いします」とファンにアピール。そして「地上波(テレビ)のゴールデンタイムでの試合を、僕の現役中に実現したい」と今後もK-1をけん引していくことを宣言していた。