WBO世界スーパーフライ級1位ドニー・ニエテス(36)が同級3位井岡一翔(29)との王座決定戦を12回判定2-1で制し、4階級制覇を達成した。

どっちに転んでもおかしくない展開だったが、ニエテスは「途中で(井岡が)動くスタイルに変えていなければ、KOできていたよ」と余裕の表情で振り返った。

6階級制覇した英雄マニー・パッキャオに続く、フィリピン人2人目の4階級制覇に「自分もレガシーを作れて、とてもうれしいよ」。しばらくは階級を変えずに戦う予定で「井岡との再戦ではなく、ビッグネームの相手と戦いたい」と夢をひろげた。