デビュー25周年を迎えた田中稔(46=フリー)が、GHCジュニア王座を初めて奪取し、国内主要団体のジュニア王座総なめの快挙を達成した。

田中は、ノアのGHCジュニアヘビー級王者原田大輔に挑戦。壮絶な死闘の末、ファイア・ボール・スプラッシュを決め、21分36秒に勝利した。新日本のIWGPジュニア、全日本の世界ジュニアに、W-1のクルーザー級王座、ゼロワンのインターナショナル・ジュニアヘビー級王座、FMW認定ジュニアヘビー級王座と獲得。最後に残ったノアの王座を手に入れた。田中は「10年半思い続けたベルトをようやく取った。これで主要団体のベルトは勢ぞろいした。この(GHCの)ベルトはオレが業界全体に響き渡る、海外のレスラーが欲しくなるベルトにする。田中稔にまかせとけ!」と胸を張った。