“邪道”大仁田厚(62=フリー)や、動画共有サービス「Tiktok」で大ブレーク中の世志琥(よしこ、26=SEAdLINNNG)らが渋谷で行われたDDTの路上プロレスで大暴れした。

舞台は渋谷区内のテレビ&ビデオエンターテインメントABEMAの制作拠点であるシャトーアメーバスタジオ。DDTのチーム男色、チームDISASTERBOX、チームALL OUTの3軍がトリオを編成し、同スタジオのどこかに隠された賞金入りのバッグを探すルール。それを阻むハンター役として大仁田と世志琥も参戦した。

世志琥は、赤井沙希によく似た“スケバンサキ”、立花誠吾とタッグを組み、チーム男色を迎撃。窓越しに男色ディーノの尻を無理やり顔に押しつけられると怒りを爆発させ、必殺技のセントーンをスーパー・ササダンゴ・マシンにさく裂。ディーノ軍を失格に追いやった。

大仁田は、クリス・ブルックス、伊藤麻希最後のハンターとして登場。残ったチーム、チームALL OUT(竹下幸之介、勝俣瞬馬、飯野雄貴)を最終決戦場となった同区円山町のクラブ「HARLEM」で待ちかまえ、史上初となるクラブでの電流爆破デスマッチが開戦した。

大仁田は飯野を女子トイレに連れこみ、手洗い場で頭に水を浴びせ、ゴミ箱でたたくなど、やりたい放題。仲間の伊藤、クリスが竹下の電流爆破バット攻撃を受け孤軍奮闘状態になるが、勝俣を店外の路上に連れ出し、爆破バットでフルスイング。夜間の渋谷に、けたたましい爆音が鳴り響き、爆煙が立ち込めた。すかさず、大仁田は勝俣をカバーし、3カウントを奪取。最終決戦をハンター大仁田が制したため、賞金はどのチームにも与えられなかった。