NXT女子王者の紫雷イオが元王者との激闘を制し、王座防衛に成功した。挑戦者リア・リプリーとの「新旧王者対決」に臨み、スピードを生かしてドロップキックで先制。相手のショルダータックルでエプロンにたたきつけられるなど女王同士による意地のぶつかり合いが続いた。

先に紫雷が掌底アッパー3連打から619やミサイルキックの連続攻撃を仕掛け、さらにリップタイドを狙う挑戦者にDDTを成功させると、エプロン回避したリプリーの両足をつかまえてサンセットフリップ・パワーボムで解説席にたたきつけた。大ダメージを負いながらも、辛うじて場外カウント9でリングに戻ってきた挑戦者に対し、紫雷が月面水爆でトドメを刺した。試合後はリプリーと握手と抱擁を交わした紫雷は「試合はかなりタフだったが、これはまだ私の物だ」と王座ベルトを抱えた写真を自らのツイッターに投稿。王座防衛に喜びを表現していた。