日本選手で初めて世界3階級制覇を成し遂げた亀田興毅氏(34)が、大阪市内にジム「3150ファイトクラブ」を開設し、そのジム開きが1日、行われた。

会見した興毅会長は「ボクシングの人気が低迷している中で盛り上がればいいと、何かできないかと思っていた。関西のボクシング界を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

亀田3兄弟で唯一の現役、元WBO世界バンタム級王者、元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の弟・和毅(29)が現状では所属プロ選手となる。

興毅会長は「何回か(前哨戦を)たたいて世界タイトル戦を実現させたい」と目標を語った。

今後、SNSを駆使した新たな興行形態を目指す。「日本のボクシングの底上げをしていきたい。世界一のプロモーターになりたい」と力強く語った。