中邑真輔の盟友セザーロが、ついにWWEユニバーサル王座挑戦を手中に収めた。

オープニングに同王者レインズらがスマックダウン追放となったダニエル・ブライアンに向けた追悼10カウントをしていると、セザーロが登場。反発していると、背後からセス・ロリンズの襲撃を受けた。乱闘となってスタッフの制止がある中、ステージに姿をみせたスマックダウンの元GMテディ・ロングから「もしセザーロがロリンズに勝てばPPVでのユニバーサル王座挑戦権を獲得できるぞ」と両者に挑戦権を懸けたシングル戦を与えられた。

王者のいとこ、ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)が見守る中、セザーロがアッパーカット連打からクローズライン(ラリアット)で先制。ロリンズのスーパープレックスからファルコンアローの反撃をしのぐと、好機が到来した。終盤に介入を狙うジェイを突き飛ばしたロリンズがジミーのスーパーキックで報復されると、セザーロがクロスボディでジミーを撃退。最後はニュートラライザーでロリンズを沈めてみせた。これで16日のPPV大会レッスルマニア・バックラッシュで、王者レインズに挑戦することが決まった。

また大会エンディングでは、セザーロがリングでジミーともめていたレインズに奇襲を仕掛け、ニュートラライザーをレインズとジェイに成功させてKOに追い込んでいた。