米プロレスWWEに所属するジェフ・ハーディ(43)が新型コロナウイルスに感染したことが25日(日本時間26日)、明らかになった。ハーディが26日(同27日)にミズーリ州カンザスシティーで予定していたイベントの主催者から25日朝、感染確認されたことが開示。イベント自体も延期されることが発表された。チケットは売り切れていたという。

最低でも2週間は自主隔離する必要があるため、主戦場となるWWEロウ大会も当面欠場する。これまでWWEは新型コロナウイルス検査で陽性判定された選手を公表しておらず、今回の公表の流れは異例のケースとなる。

ハーディは現在、AEWに所属している兄マットとのタッグでロウ・タッグ王座、スマックダウン・タッグ王座を獲得。シングルプレーヤーとしてもWWE王座1回、WWE世界ヘビー級王座2回、インターコンチネンタル王座5回、欧州王座1回などを奪取するなど、WWEグランドスラムを達成している。