ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が14日、東京・両国国技館で防衛戦(WBA6度目、IBF4度目=日刊スポーツ新聞社後援)に臨む。
【井上尚弥】4団体統一への道 ディパエン戦/世界戦ライブ速報>
4団体統一が期待される井上の同防衛戦勝利後の22年プランについて、所属ジムの大橋秀行会長(56)は、対抗王者2人との対戦交渉が不調に終わった場合、早期のスーパーバンタム級への転向を示唆した。
ディパエンとの防衛戦に勝利した後、すぐに対抗王者との対戦交渉をスタートさせる大橋会長はまず「どちらとやるか。選択肢は2つある」とあらためて説明。WBC同級王者ノニト・ドネア(39)、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(32=ともにフィリピン)と両にらみで交渉すると強調した。「WBOはどうなるか分からないが、現時点でドネア、カシメロに優先順位はありません」と口にした。
ドネアは11日(日本時間12日)に米カーソンで暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)との王座統一戦に臨み、左ボディー一撃で4回KO勝ちを収めた。初防衛にも成功し、井上との王座統一戦をアピールした。一方、WBO王者カシメロは11日(同12日)にUAEドバイで予定していた同級1位ポール・バトラー(英国)とのV5戦を胃腸炎を理由にキャンセル。WBOから診断書や医療記録などの提出を厳命され、拒否した場合、王座剥奪となる予定だ。
さらにドネア、カシメロ両陣営との統一戦交渉が不調になった場合、大橋会長は「次の試合がスーパーバンタム級になってもいい」とキッパリ。来春予定とされるビッグマッチが、いきなり井上の世界4階級制覇を狙う大舞台になる可能性を口にしていた。

