24時間年中無休のタイトルとなる24/7王座を狙う戸沢陽が、愛するタミーナの急所攻撃を誤って浴びてもん絶した。同王者デイナ・ブルック、レジー組とのトルネード形式(全レスラーが同時にリングに入ることが許可)タッグ戦に挑んだ。試合前、バックステージで戸沢はタミーナに「私は24/7王座が欲しいのよ。実現させて!」と顔を捕まれながら頼まれた。

王者ブルック、レジーとのトルネード形式タッグ戦では、両チームが肩車になって激突。タミーナの両肩に乗った戸沢は蹴り合いでバランスを崩してマットに落ちた。さらにブルック、レジーの連係でタミーナがクギづけとなったコーナーに投げ飛ばされ、ブルックのバックエルボーを浴びて撃沈。すると大の字になった戸沢の急所に向け、タミーナの巨体が落下。誤爆のローブローとなった戸沢は大声を上げてもん絶した。

大きなダメージを受けると、レジーのサマーソルト・スプラッシュを浴びて動けず、3カウントを許してしまった。愛するタミーナの願いをかなえることができずに屈辱の黒星。場外で股間を押さえてうずくまる戸沢は、タミーナに担がれてバックステージへと下がっていた。