元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者輪島功一氏(78)の孫、磯谷大心(20=輪島功一スポーツ)が2戦連続の1回KO勝利を飾った。

細谷洸太(18=花形)とのプロ2戦目に臨み、開始54秒で仕留めた。右ストレートでダウンを奪取。右ボディーストレートで2度目のダウンを追加し、キャンバスに沈めた。昨年10月のデビュー戦の1回TKO勝ちに続く鮮やかなKO勝利となった。

祖父の見守る中で2戦連続KO勝ちを収めた磯谷は「正直勝てたことにほっとしています。余裕なんて、まだ、なくて、焦ってしまいました。このリングに上がってしまうと舞いあがったりしてしまい、計画通りにはいかなかったです」と電光石火の勝利を振り返った。

さらに磯谷は「デビュー戦の時よりはリラックスできたと思う。常に(トレーナーの)父と二人三脚でやってきている。2人でやってきたことを出していきたいです」と決意も新た。今年の新人王に挑戦する予定で「ぜひそこで東日本の新人王を目指して頑張りたいです」と力強く宣言していた。