プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(34=帝拳)が4日(日本時間5日早朝)の初防衛戦に向けてIBFルールの当日計量をパスした。

英カーディフで同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)との初防衛戦を控えた4日午前、コルディナとともに同地のラディソン・ブルー・ホテルで当日計量。上限10ポンド(約4・53キロ)増と定められたリミット(140ポンド=約63・5キロ)で、尾川は138・5ポンド(約62・8キロ)、コルディナも139・8ポンド(約63・3キロ)とそろってクリアした。

これまで3度経験済みとなるIBF当日計量でもあり、尾川は慣れた様子。「10ポンドを超えないように、という事はそれほど苦ではなかったです。昨日もちゃんと眠ることができて、その中でしっかり落ちているので代謝が良いんだと思います。循環ができたのだと思います。状態としては抜群なので言い訳はありません」などと所属ジムを通じてコメント。

心身ともに充実したコンディションで初防衛戦のゴングを迎えることになりそうだ。