アスカとイヨ・スカイ(紫雷イオ)の日本女子勢が日本語を交えて罵倒し合い、所属する両ユニットが入り乱れた大乱闘となった。

大会前から駐車場で鉢合わせしたアスカとスカイは関係者が制止に入るなどピリピリムード。先にアスカがロウ女子王者ビアンカ・ブレア、アレクサ・ブリスとともにリングに入り、ブレアに呼び出される形で、スカイがベイリー、ダコタ・カイとともに姿をみせた。

5日のクラウン・ジュエル大会(サウジアラビア・リヤド)でアスカ、ブリス組を下し、WWE女子タッグ王座を奪い返したスカイは「王座はアレクサ、アスカ組から奪い取った」と勝ち誇った。対して、ニッキー・クロスの介入で負けたことを主張するアスカは「実力で勝ったとちゃいまんねん。アホか!こらボケ」と一喝した。

ここでスカイは「いつも言いたい放題言ってますけどね。いいかげん負けを認めたらどうですか?」と日本語の“上から目線”で主張した。これにアスカは強く反発し「お~、ジャパニーズ(日本語)ですか? しゃべれるんですか? これだけ言わせて! バカバカバカバカ! バカなんですか?バカ、バカ、バカ、バーカ!」と連呼された。耳をふさいで我慢していたスカイは会場が静かになるのを待って大声で「ビッチ!」と強烈な一言でののしった。

アスカから裏拳で襲撃され、そのまま両軍が入り乱れての大乱闘に発展。乱闘の末、場外へ追い出されたスカイたちは、ブレアから「もうこれは戦争だ! ウォーゲームズで決着をつける」と対戦要求された。ここで今度はスカイたちに援軍となるクロスがブレアを襲って形成が逆転。4対3の数的有利な状況で再び乱闘となり、今度はアスカ、ブリス、ブレアをリングから一掃していた。

アスカ組-スカイ組による女子ウォーゲームズ戦は26日のプレミアム・ライブイベント、サバイバー・シリーズ・ウォーゲームズ(米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン)で開催される。