昨年10月に3年間の米国武者修行から凱旋(がいせん)帰国した“サン・オブ・ストロングスタイル”こと成田蓮(25)が、鈴木みのる(54)らと正式合体を果たした。

この日の8人タッグマッチで、鈴木、エル・デスペラード、中島佑斗と組んだ成田は、NEVER無差別級6人タッグ王者EVIL、高橋裕二郎、SHOに、ディック東郷を加えた「ハウス・オブ・トーチャー」と対戦。鈴木の窮地を救出すると、最後は高橋にダブルリストアームソルトからのコブラツイストを極めてタップアウトを奪った。

試合後は、鈴木から差し出された手にがっちり握手で応答。さらにデスペラードとも握手を交わし、魅惑のトリオが完成した。鈴木は「正式に3人がそろった。次の挑戦者は俺たちだ!」とNEVER無差別6人タッグ王座に照準を定めた。成田もバックステージで「ストロングスタイルの全てのエキスを持っているのは鈴木さん。そのエキスを俺が全て手に入れる」と呼応した。

先月5日の大田区大会でEVILらに敗戦後、昨年末に鈴木軍を解散させて新たなスタートを切った鈴木とデスペラードに救出されて急接近。その後、共闘を提案されたが、無言を貫いて回答を保留していた。