メインイベントでこの日の主役、モハメドヨネ(49)が丸藤正道&池田大輔とタッグを組み、潮崎豪&石川修司&小峠篤司と対戦した。
ヨネ1人が相手の3人に取り囲まれて、潮崎の逆水平、小峠の頭突き、石川のエルボー&ヒザを次々にたたき込まれ、劣勢を強いられる場面もあった。だが直後にヨネが3人をラリアットで吹っ飛ばして流れを取り戻すと、最後は20分48秒、キン肉バスターで小峠を仕留めて3カウントを奪った。
試合後のマイクでヨネが故三沢光晴さんの名前とともに「プロレスの道の扉を開いてくれたあの人が今日来てくれてます」と言うと、ヨネが1番最初に入門したプロフェッショナルレスリング藤原組の師匠、藤原喜明“組長”が登場した。
藤原はマイクを握ると「30周年」を「30周忌」と言い間違え、「その昔、藤原組の事務所で…ああ道場で、(ヨネが)道場結婚式をやったことがございまして。彼が女装してね。思わずお尻を見て僕が欲情したことを覚えております」と、想像することをはばかられるようなエピソードも披露。ヨネも「30年の思い出が、そのエピソードでしたか。ありがとうございます」と苦笑するしかなかった。
ヨネは「俺ね、ありがとうっていう言葉をすごい大事にしてて。この言葉で世の中って変わると思ってます。今まで、苦しいことも、悲しいことも、辛いこともいっぱいあったし。楽しい思いだって、いっぱいある。でもね、心の底から、やっぱりありがとうと言えるようになったのは、50になりますし、それとプロレスラーとして30年やってきたから、それだと思います。今日、上がってくれたみんな、そして今日来てくれた、皆さん! ありがとうございました」と感謝し、大会終了後にはハイタッチでファンを見送っていた。

