26歳のブラジル人ボクサーのフラビオ・アウグスト・シュラー・アザンブジャさんが交通事故で死去した。
ブラジルや英国のメディアが報じたもので、8日の朝に母国のフロリアノポリスでアザンブジャさんが仕事に向かうために乗ったバイクが突然故障して緊急停止。事故現場に駆けつけた兄弟に助けを求めたが、そのバイクにバスが衝突した。アザンブジャさんは下敷きになり、そのまま炎上してしまったという。
兄弟とバスの運転手、通行人らが必死にバスの下にいたアザンブジャさんを引き出そうとしたものの、炎が急速に燃え上がり、煙も広がって救出不可能になったそうだ。衝突したバスは運行開始から4カ月という新型だった。地元消防士らによると、バスに同乗していた乗客7人は無傷で脱出できたという。
ブラジル・リオグランデドスール州出身のアザンブジャさんは家具クリーニング会社で働き、ソファを掃除する業務を担っていた。アマチュアボクサーでブラジル南部最大のボクシング大会のトーナメントにも出場していた。アザンブジャさんを指導していたボクシングクラブのトレーナーは「幼いころからうちのジムで育った。祖国の旗を掲げ表彰台に立つ選手だった。選手というよりも息子のような存在だった」と悲しみにくれ、アザンブジャさんの友人は「優しくて礼儀正しく、働き者だった。神様がご家族を慰めてくれますように」と追悼した。

