プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝(32=大橋)が12月18日、東京・後楽園ホールで同級15位ジョンジョン・ジェット(31=インドネシア)との4度目防衛戦に臨むと20日、発表された。所属ジム興行フェニックスバトル146大会で組まれる。同日に東京・水道橋で会見した中嶋は「次の試合もKOで倒して世界に向けて頑張っていきたい」と気合を入れ直した。
戦績15勝(12KO)2敗1分けと高いKO率のあるジェットだけに中嶋は警戒している。3度の防衛戦はすべてKOしているものの「KO率も高く、パワーもある。見たところ手足も長い感じ。無理して倒しにいかずに冷静に戦い、最後は流れで倒せればいいと思っている」とプランを口にした。同じ階級の世界王座は同門の井上尚弥(32=大橋)が4団体を統一している。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「井上尚弥の返上を待ちつつ防衛戦しているが、もしかしたら中嶋はこれが最後の防衛戦になるかもしれない」と明かした。
また同興行では22年世界ユース優勝で日本バンタム級8位の「モンスター2世」坂井優太(20=大橋)がWBOアジア・パシフィック12位(タイ)とのプロ6戦目に臨む。5勝(5KO)のパーフェクトレコードを続ける坂井は「自分の今後に影響の出る試合になる。圧倒的な試合して勝ちたいと思う」と6連続KO勝利への意欲を示した。
15勝(15KO)4敗と勝利はすべてKOというパンチ力の持ち主。21年世界選手権金メダリスト坪井智也(帝拳)のプロ転向初戦の相手でもある。坂井は「KO率は高いが、自分のボクシングをすれば問題ないと思う。圧倒的な勝ちで終わりたい」とキッパリ。大橋会長は「今後に生きる試合、良い経験になると思う」と期待を寄せていた。
なお同興行メインでは、21年東京オリンピック(五輪)ボクシング男子ミドル級日本代表の森脇唯人(29=ワールドスポーツ)がプロ2戦目で東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーミドル級王者ユン・ドクノ(30=韓国)に挑戦する。

