プロボクシング東洋太平洋フェザー級王者でIBF世界同級5位の中野幹士(30=帝拳)が世界初挑戦に王手を懸ける意気込みを示した。24日、トヨタアリーナ東京で同級3位ライース・アリーム(35=米国)との同級挑戦者決定戦に臨む。21日には東京ドームホテルで記者会見し、来日済みのアリームと対面した。
中野は「コンディションはすごく良い。いつも通り順調にきている。相手の印象はキャリアのある強い選手なので、難しい試合になると思いますが、必ず自分が勝ちます」と意気込みを口にした。
アリーム戦に勝てば、現在空位の1位にランキングされ、同級王者アンジェロ・レオ(31=米国)への挑戦権を得ることになるが、中野は平常心。「先は見ない。とりあえず目の前の相手にしっかり勝って喜びたい」と淡々と話した。今年5月、米ラスベガスでペドロ・マルケス(プエルトリコ)から計5度のダウンを奪って4回TKO勝利という鮮烈な「聖地」デビューを飾った中野にとって8月のジン・アグアン(フィリピン)戦での2回TKO勝ち以来、約3カ月ぶりのリングとなる。
一方、アリームは初来日。中野が聖地デビューした興行のアンダーカードに出場していたアリームは「中野選手は大変強いファイター。自分の力を証明していかないといけない大一番で力が入っているだろう。自分にとっても大事な試合。コンディション、時差も慣れなくてはいけないが調整できている」と万全の準備を整えているという。

