自身5度目のかど番で左膝の負傷で6日目から休場している大関照ノ富士が17日、再出場しないことが決まり、15年名古屋場所から14場所務めた大関からの陥落が決まった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「再出場はしない。まだ歩けない。また来場所に向けて頑張っていくしかない」と話した。大関陥落は初場所の琴奨菊以来17人(20度)目。関脇に転落する九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)で10勝できれば大関に復帰できる。