日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の新番付を発表し、東横綱白鵬が在位63場所目を迎え、北の湖と並び史上1位となった。21歳の貴景勝が新小結に昇進し、師匠の貴乃花親方(元横綱)が育てた初の三役。

 元日馬富士が暴行事件で引退し、横綱は1年ぶりに3人に減った。ともに4場所連続休場中の稀勢の里は西、鶴竜は東の2番目。

 新入幕は阿炎と、右股関節の大けがで十両から一度は序ノ口に転落した竜電だった。大関陣は豪栄道が東、高安は西。関脇は3場所ぶり復帰の玉鷲が西、4場所連続の御嶽海が東。新小結の先場所で勝ち越した阿武咲は西で変わらなかった。

 暴行事件の被害者で、東前頭8枚目の先場所を全休した貴ノ岩は東十両3枚目に下がった。再入幕は蒼国来、豊山、石浦。新十両は水戸龍と天空海で、再十両は栃飛龍、大翔鵬、希善龍だった。