大相撲の3場所連続休場中の横綱白鵬(35=宮城野)が19日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた合同稽古で、2日連続で相撲を取る稽古を行った。この日は、小結高安を指名しての三番稽古。四つ相撲の相手に、右四つを取ってからの左上手を取る動きや、立ち合い張ってからの右差しなどを確認した。

計14番取って9勝とし、三番稽古後にはぶつかり稽古で高安に胸を出した。前日は、押し相撲で平幕の阿武咲を指名するなどし「昨日言った通り、いろいろなタイプがいますから。その辺を意識してね」と合同稽古の狙いを明かした。

明日以降も違った相手を指名するか、と問われると「そう思います」と明言。出場を目指す初場所(来年1月10日、両国国技館)に向けて調整を進める。