大相撲秋場所(9月12日初日、東京・両国国技館)に向けた合同稽古が23日、同所の相撲教習所で始まり、人気小兵の十両炎鵬(26=宮城野)が参加した。関取衆の申し合いでは平幕の阿武咲らと相撲を取り「まあまあ。稽古はできるかなという感じですね」と感触を振り返った。

先場所は東十両5枚目で4勝11敗と不振で、来場所は十両下位まで番付を落とす見通し。「先場所だけじゃなくてここ1年以上はずっと良くないので、何か変えないといけないかなと自分で探しながら取り組んでいる。食事やトレーニングや体の使い方とかいろんな方からアドバイスを頂いている」と、変化を求めているという。

最近は専門家の助言で食生活などを改善。「先場所やってみて体重の減りがほとんどなかった。ずっと15日間維持できた。(取り込んだのは)食べるもののアドバイス。タンパク質もそうだけど、トマトジュース飲んだり、甘酒飲んだり、今まで飲んだことなかったけど」と明かした。

合同稽古は26日まで4日間行われる。「まずは強い方と稽古して肌で感じることが一番大事。きょうはやられたのはまた明日頑張りたい」と、残り3日間を見据えた。