日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が3日、都内のホテルで行われた大関霧島の昇進祝賀会に出席し、霧島にさらなる成長を促した。

来場者700人を前に「大関という地位は江戸時代から存在する地位であり、明治中期までは力士の最高位でした。霧島には責任感、緊張感を忘れずにいてほしい」とスピーチ。札幌市内で行われた夏巡業を視察した際に霧島本人にチャンスを生かして1年以内に横綱に上がるように激励したことに触れ、「がむしゃらに稽古に取り組み、番数が多くなれば誰も寄せ付けないような相撲が取れる」と言った。そして「600人を超える力士たちの模範となって」と期待を寄せた。