新十両で前日12日目に早くも優勝を決めた西14枚目の草野(23=伊勢ケ浜)の連勝が12で止まった。東2枚目の嘉陽に送り出しで敗れた。
ふわっとした立ち合いから前に出たが、腕をたぐられ背後につかれ、土俵の外へと背中を押された。「強引に勝負にいってしまった。立ち合いを意識しすぎ、土俵際はノーマークだった」と振り返った。
1場所15日制が定着した49年夏場所以降、史上最速に並ぶ12日目での優勝を48年ぶりに決めた。一夜明けても勝負に挑む気持ちは「変わらなかった」ときっぱり。そのうえで、「気が抜けたと思われないように集中していたんだけど…」と悔しがった。
大関大の里や兄弟子の尊富士らが持っていた新十両の初日からの連勝記録9を更新し、さらに伸ばしていたが、12で止まった。栃ノ心以来11年ぶり6人目の十両全勝優勝もならず。それでもあと2番が残っている。「また明日から気を引き締めたい」と切り替えた。【奥岡幹浩】

