大相撲秋場所の14日目を右膝の負傷で休場していた大関琴桜について、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が2日、取材に応じ、「断裂はなかった」と明かした。
13日目の横綱豊昇龍との取組で右膝を痛め、「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治3週間の見込み」との診断書を日本相撲協会に提出していた。
本場所後の9月29日にMRI検査などを行い、重症化はしていなかったという。「内出血も引いた」とし、再生医療による治療も進めている。
10月15~19日のロンドン公演や来場所の復帰は未定だが、「だいぶ、動けるようになってきた」と師匠。引退相撲の相手や古式相撲、東京・明治神宮での土俵入りには前向きな姿勢を見せているという。
「1つ、貸してやるよ」と、自身の両膝につけていたサポーターのうち片方を琴桜に貸していた佐渡ケ嶽親方。「治りが速い」と弟子の回復力に驚く一方で、「『早く、早く治したい』と思っていると思うが、できる限り無理はさせない方向で。あの膝の入りは異常だったので」と慎重な様子だった。

